吉田カバンが新作キャリーケースを出した。それも8年ぶりに。価格は15万9500円(53L)から。
「さすがに高すぎる」と思ったなら、この記事を読んでほしいと思います。読み終えた頃には、15万円という価格にきちんと納得しているはずだから。
なぜ今、吉田カバンがキャリーケースを作ったのか
POTRは吉田カバンのサブブランドです。2026年7月、そのPOTRから「WANDERLUST(ヴァンダラスト)」と名付けられた折りたたみキャリーケースが誕生しました。
8年の沈黙。それは吉田カバンが「出せる」と確信できるものができるまで待ったからだと思います。ポーターの哲学は一貫しています。「本当に使えるものを、丁寧に作る」──バッグでも、財布でも、そしてキャリーケースでも変わりません。
15万円でも納得できる3つの理由
① 使わないとき、畳んでしまえる
WANDERLUSTの最大の特徴は折りたたみ機能です。左右の横板の固定を外すだけでコンパクトに折りたため、付属のPOTR専用収納ケースに入れてクローゼットの隅へ。
一般的な硬質キャリーは旅が終わっても部屋の一角を占領し続けます。でもWANDERLUSTは違います。旅が終われば、畳んでしまえる。これがポーターらしい、無駄のない発想です。
② 石畳でも静かに転がるキャスター
キャスターにはエラストマー素材を採用。静音性が高く、石畳のような凸凹したフィールドでも滑らかに動きます。さらに「加水分解しにくい」という特性で、長い年月を一緒に旅できる耐久性も持っています。
安価なスーツケースのキャスターが数年でボロボロになるのとは、設計思想が根本的に違います。
③ 底マチはコーデュラ®バリスティックナイロン
メイン素材は撥水性のあるナイロンツイル。急な雨でも安心です。そして最も酷使される底マチには、コーデュラ®バリスティックナイロンを採用しています。
これは摩擦と衝撃に極めて強い、軍用グレードの素材。空港の荷物ベルトで叩きつけられても、底は最後まで守られます。15万円のキャリーと5万円のキャリーの差は、こういうところに出ます。
「キャリーをボストンバッグのように持つ」という発想
WANDERLUSTには上部に大型ハンドルがついています。ストラップで引くだけでなく、ボストンバッグのように手に提げて運べる。サイドの持ち手で両手持ちもできる。
棚の上に持ち上げるとき、混んだ電車のデッキで引けないとき、短い距離を颯爽と歩くとき。キャリーを引けないシーンで自然にバッグとして持ち替えられる。この設計が、旅の細かいストレスをひとつひとつ解消してくれます。
使う人の動きを想像してから作る──これがPOTRの哲学です。
スペック・サイズ・購入先
| 53L | 80L | |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 159,500円 ※執筆時点 | 176,000円 ※執筆時点 |
| 容量 | 3〜5泊向け | 長期旅行・海外向け |
| カラー | ブラック | ブラック |
| 素材(メイン) | 撥水ナイロンツイル | |
| 素材(底マチ) | コーデュラ®バリスティックナイロン | |
| キャスター | エラストマー素材(静音・加水分解しにくい) | |
| 付属品 | POTR専用収納ケース・オリジナルTS-LOCK | |
先行発売は2026年7月17日(金)より、PORTER旗艦店・POTR各店舗・吉田カバン公式オンラインストアにて。現時点では楽天市場に新品在庫はありません(秋ごろ一般販売予定)。
一緒に旅に持ちたい!吉田カバンのトラベルアイテム
WANDERLUSTと合わせて使いたい、旅行向け吉田カバンアイテムを3つご紹介します!
ポーター フレックス 2WAYダッフルバッグ(S) 48L ¥44,000(税込)
パッカブル仕様で使わないときはコンパクトに収納できる旅行向けボストン。48Lの大容量ながら折りたためるので、WANDERLUSTのキャリーに入れて現地で広げる使い方もできます!
ポーター フォース 2WAYダッフルバッグ 26L ¥61,600(税込)
ミリタリーテイストのFORCEシリーズから旅行対応の2WAYダッフル。26Lのコンパクトサイズで機内持ち込みにも最適です!
POTR モノグラム 2WAYボストンバッグ ¥38,500(税込)
WANDERLUSTと同じPOTRブランドのモノグラムボストン。ブランドを統一してトータルコーディネートが楽しめます!
まとめ
「15万円のキャリーケース」と聞けば、最初は誰でも躊躇します。でもWANDERLUSTの中身を知ると、その躊躇が少しずつ解けていきます。
折りたたみ収納・静音エラストマーキャスター・コーデュラ®バリスティックナイロンの底・3WAYの持ち方。これは高価なスーツケースではなく、「吉田カバンが8年かけて考えた答え」です。
吉田カバンだから、これだけのものが作れる。そして吉田カバンだから、これだけのものを出すまで8年待った。15万円は、その8年分の価格かもしれません。
※価格・在庫状況は執筆時点(2026年7月)の情報です。詳細は公式サイトでご確認ください。


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